宮崎支部:出前講座報告 国富地区防災士

国富町立木脇中学校「防災力は想像力・対策・予防・情報」

開催日時  令和2年10月9日(金曜日)14時15分〜16時15分
開催場所  国富町立木脇中学校体育館
主催者   国富町立木脇中学校 
講座名   総合的な学習の時間 ―防災を知るー
講座テーマ 過去の大型災害から学ぶ /  災害、減災から学ぶ心 /  台風について学ぶ
講座内容
講師:吉野光則 14:15~14:40
・阪神淡路大震災(H7.1.17)東日本大震災(H23.3.11)の当時のニュースを映像で確認し、被害の大きさや違いを知る。
また、その後の法律改正を再確認する。
・自助・共助・協働・公助との連携として日頃からの防災・減災意識をもって災害被害の想像力を養う。
・小学・中学校の体育館が避難所として指定されており避難所における中学生のマンパワーが必要になる。
・地球温暖化で自然災害が増加傾向にある。常に問題意識をもって生活して欲しい。
講師:田中みどり14:40~15:25
・防災力は想像力 対策 予防 情報〔自分の身は自分で守る 地域の力になる〕
・大地震の際の津波被害 木脇中は避難所となり後方支援の役割を果たす事になるだろうと伝える。
・宮崎市と国富町のハザードマップを活用しいつ起こるか分からない災害に備えよう。
・自然災害を防ぐためにはまず減災、一人一人の心がけで地球温暖化を防ごう。
講師:原口重徳 15:25~15:43
・台風の定義
・発生の仕組みと進路
・予防対策
参加数
47名(学生41名、教師6名)
講  師
講師名:吉野 光則 14:15~14:40 事前打合:10月2日(面談)
補助協力者
補助者名:亀沢 碧生(勤務先からの派遣扱い:勤務先確認済)
聴講者
庭田穂積 深田勝廣 永野博友 原口重徳 井戸川紀代子 斉藤修一
備  考
その他講師
講師名:田中みどり 14:40~15:25 事前打合:10月2日(面談)
講師名:原口 重徳 15:25~15:43 事前打合:参加無し

<講座開催者の感想>

内容はとても充実しており、今後の課題もはっきり、後は私達教師にお任せ下さい

今後、子どもたちは地域に出、防災学習の最終過程に入る、今後とも国富の防災士の方々と連絡を取り、進めて行きたい

<出前講座担当からの一言>

聴講生として参加。吉野防災士は、阪神淡路大震災、東北地震・津波についてあるがままを語り、災害の悲惨さと防災の重要性を訴えた。田中防災士の一言一言は、災害の現場を見た、経験した人の心からのの訴えであり、学生さんの心に届いたかも知れない。阪神神戸大地震も東北大震災も津波も実感として掴めない学生たちが、今後教師の手によって防災を地域に伝えて行くという。後方支援の要となる国富、彼らは今後どの様な行動をしていくのだろうか、期待したい。原口支部長は台風接近の中、台風事情について丁寧に学生たちに伝えた。惜しむらくはもう少し時間が有ったなら・・・と。その点は残念だった。

今回は国富チームとして取り組んだ出前講座。かっては一人で講座が中心であったが、チームを組み、打合せを重ねて地域に貢献したいという在り方は、今後の見本と成るだろうと思う。

真剣に教師の指導を受ける学生
田中防災士は子らの母のように訴える
真剣に講座に聞き入る学生
台風接近の中、原口支部長も急遽「台風講座」を開催
ニューフェイス:吉野防災士 災害の真実を語る
学生からの謝辞「いい言葉だった」
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