第1回 MBNWアマチュア無線部会意見交換会 開催

 宮崎県防災士ネットワーク アマチュア無線意見交換会が開催されました

過去、災害時にはアマチュア無線が活躍した時代があったが、最近では携帯電話に押されて愛好家が減少している。
また、リグの発展は著しいものがあり、アナログからデジタルへと変化し果たしてそれがどのくらい活用できるのか、使用方法が分かるのかも問題である。
そこで、宮崎県防災士ネットワークに加入するアマチュア無線の免許保持者が集まり意見交換会を行いました。

1、開催日時  平成29年11月18日(土)13:30~
2、開催場所  清武町文化会館 2階会議室
3,内  容  発災時の無線活用について
        今後の活用について
n-アマチュア無線部会集合写真
n-アマチュア無線部会様子1
n-アマチュア無線部会様子2

「災害時におけるアマチュア無線の活用」研究会の募集案内(MBNW-29-26 平成29年7月発行)で登録して頂いた32名(女性2名、男性30名)の内、当日は18名(女性1名、男性17名)の参加を頂きました。

●アクティブに波を出しているベテランの方、長期間リグに火を入れてない方、ワッチのみの方、最近免許再交付をした方、免許再交付を考えている方、免許取得したての方々より
以下、様々な意見が出ました。
①地域防災計画(県や市町村の各自治体)にはアマチュア無線の使用計画が無い
②総務省がアマチュア無線局による非常通信の考え方を出している
③JARL(一般財団法人 日本アマチュア無線連盟)が非常通信マニュアルを作成している
④電波法ではアマチュア無線は防災には使用出来ないが宮崎から変えていけないか
⑤上記④を行う為には組織やシステムをしっかり作る必要がある
⑥まずはアマチュア無線に慣れる対応をして最終的に上記④にもっていく必要がある
⑦JARLの非常通信マニュアルを理解する必要がある
⑧既存のアマチュア無線無線ボランティアとの連携も必要ではないか
⑨アマチュア無線に関し知識豊富な方を講師に勉強会をして情報を共有する必要がある
⑩災害が発生した時に各所轄(公的な防災機関)間の共通の通信手段が無いのが現状である
⑪アマチュア無線で非常通信を行ったら所轄の総合通信局(九州総合通信局)に報告が必要である
⑫災害時には停電になる事が考えられるので省電力でいかに遠くに飛ばすか(アンテナの特性や指向)を勉強する必要がある
リグ(アマチュア無線機)を所有しているが現在使用して無くこれからも使用する予定が無い方より寄贈(無償提供)して頂き勉強会や研究に使えると良い(NPO法人 宮崎県防災士ネットワーク スキルアップ研修委員会 委員長 福元 TEL:0985-55-0447  E-mail:kenbousaishi-nw@cronos.ocn.ne.jp まずは、ご連絡頂き引き取りが可能かを相談させてい頂きます)

 

組織名【 NPO法人 宮崎県防災士ネットワーク アマチュア無線部 】 とし
部会長【 樋口 信義 さん 】  が選任され全会一致で決定いたしました。
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