7月21日 炎天下に見えられた障がい者の皆さんと

朝から照りつける日差しの中、今年度初めての参加となる「手話サマーフェスティバル」が宮崎公立大で開催された。これは「社会福祉法人宮崎県聴覚障がい者協会」主催にて20団体の参加する企画である
 準備段階では、外での開催が予定されていたが、梅雨明けのこの時期に高温・多湿の中で公立大の「講義室」をお借りしての開催となった。

宮崎支部では、暑さに強い少数精鋭が集まり、防災用品、災害時の対策・相談会などを展開、様々な困難にもめげず頑張って頂いた。
困難な面は、「言葉のやり取り」
幸いにも、廣田美佐子防災士の苦労の経験の上にたった「手話」、横山涼子防災士の「習い始めた手話」の二人が頑張り、他のスタッフもそれにひきづりこまれながら「身振り手振り」で一生懸命、紹介に説明に頑張っていただいた。
会場には聴覚障がい者にとどまらず、様々な障がいを持つ方、ご家族の方が参加され、一生懸命テナントでの説明に参加されていた。もちろん、他のテナントでの皆さんの活動も大いに賑わっていた。

ふと、思うに私達は、災害を迎えた際に様々な人と同じ条件、同じ視点で立ち会うことができるのだろうか?
最近、障がい者グループからの出前講座も増えてきており、防災士養成研修にお二人の聴覚障がい者も今年度参加士ている。
災害は、「健常者」のみに発生するのでは無く、その地域に生きる全ての人々を同じ様に襲いかかってくる。ならば、私達防災士は、今のままでいいのかと思う1日でした。 文責:斉藤

左から 柳田健二防災士 黒河智子防災士 横山涼子防災士 廣田美佐子防災士 北林明美防災士 矢野義博防災士 カメラマン:斉藤

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