令和6年度宮崎市主催

5月2日(木)「災害危険箇所合同調査」報告
14:00〜16:30

調査箇所:鶴嶋地先大淀川左岸河川敷、佐土原町伊倉谷川施行現場
     高岡町浦之名地先大淀川左岸堤敷 

 梅雨の出水時期を前に、危険個所の状況を確認し、各防災行政機関等
の相互連携を図るため、宮崎市・宮崎県・国土交通省・気象庁など22
機関60名が参加して実施された。

 市役所下鶴島地先河川敷に集合、市の挨拶後、宮崎河川国道事務所
から大淀川の水位観測場所(柏田・高岡)や洪水予報区間、河川防災
情報(危険度レベル1~5)や情報の入手方法(ハザードマップポータ
ルサイト・河川映像のライブ配信・緊急速報メール洪水予報プッシュ型
配信・水害リスクラインなど)について説明を受けた。
参加者:末永美左子、時任沙織、原口重徳 各防災士

 二級河川石崎川水系の伊倉谷川(佐土原町)で実施されている砂防事業(土石流等対策)の現場へ。

平成30年の台風による斜面崩壊が発生したために、人家14戸と県道(宮崎高鍋線)の保全を対象として、砂
防堰堤(2基)や取付水路を設置する事業について宮崎土木事務所から説明を受けた。(全体工事は10年近い
年数と数億円の経費を要するとのこと)

 最後に、高岡町浦之名地先の大淀川左岸堤防の水位観測所や河川監視カメラ・河川情報の入手方法等について
宮崎河川国道事務所から説明を受けて調査を終了した。

 皆さん、ハザードマップポータルサイト・河川情報ポータル・地上デジタル放送(データ放送)dボタンで一
度情報入手を試してみて下さいね!
自宅周囲の小さな溝・川や崖(傾斜地)は、豪雨時は増水して大きな危険を及ぼす可能性がありますので注意が
必要です。見回してみましょうね!  文責:原口 重徳

参加者の感想

本日の危険箇所合同調査には、県防災士ネットワーク(宮崎支部)から3名参加しました。
参加者は、総勢60名以上との事でした。
宮崎河川国道事務所の川崎さんから説明頂き、
大淀川下流の柏田と高岡の水位観測所と、佐土原町の伊倉谷川地区の砂防ダム建設現場を訪れました。
水位観測の基礎的な現場知識と砂防ダム建設現場の迫る危険と多額な費用を知る機会になりました。
宮崎河川国道事務所の川崎さんは、気さくに質問にもお答えくださり、また、原口理事長のお車で回らせて頂き、ありがとうございました。 貴重な半日の体験となりました。 末永 美左子

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