宮崎支部:出前講座報告 講師:福元防災士

11月6日 ㈱増田工務店

開催日時   令和2年11月6日(金曜日) 17時〜18時5分
開催場所   株式会社 増田工務店宮崎支店
主催者    株式会社 増田工務店宮崎支店
主催講座名  社内教育 防災について
講師講座テーマ
 ・企業として防災のあり方・考え方
 ・地震津波の基礎学
 ・公助は当てにしない:自分の命は自分で守る
  ⇒自助、共助に立ち、企業として自主防災組織の確立が必須     
講座内容
 ・企業の防災対策
  ―SWOT分析(リスク・ダメージ・リカバリー)会社の克服すべき課題と
  回避すべき課題を明確にする。また定期的なプランの点検も必要
 ・企業の社会的責任
  ―現在の災害は予想できない「タイムライン」等を有効活用し、災害の
  発生前と後のプランニングが必要
 ・BCP(事業継続計画)作成
  ―平常時から準備し、企業存続、事業継続を図るプランが企業として必要
  専門家のアドバイスがあれば作成可能。
 ・防災とは「命をつなぐこと:守る、逃げる、生きる」
  ―公助を当てにせず自助、共助の視点で災害発生時に何をするかまず
  考える。企業では「自主防災組織」を確立させ、DIGなどを活用する
  ことで日常的訓練、避難先の必要物、災害時に使用できるモノ等、日頃
  から「考える」訓練を継続させる。
 ・今日の皆さんの義務は
 「ケガをしない」「死なない」「助け合う」事だ
参加数    23名
講師名    福元 孝典 講義時間:17時〜18時5分

出前講座担当から:聴講参加
久々に壇に立たれ、「あれ?」と思われたのはほんの数秒、すぐにいつものペースに戻られ話の展開が始まる。
災害が起こると私達一般人だけでは無く企業の責任や課題は重い。それは日本の構造にも有るのだろうが、企業が「社会的責任」を全うすることは私達の復興にも大きく影響される。
「昨年の5月10日の地震は2回有った!、同時に起こっていればM8クラスの地震、津波が有っただろう」という山下先生との話が紹介されたが、この時には私は動揺した。
大学の専門講義を聞いているような中に、問題点と課題(企業様への)がきちんと浮き彫りにされたことはさすが。

最後に皆さんの義務は、『ケガをしない・死なない・助け合うこと』と締められたのは防災士ならではの心の叫びの様に思えた

福元講師の自己紹介
皆さんは災害復興のプロで有ると自覚も膨らむ
今の異常気象は予測できない・・だから
九州の断層、宮崎にも可能性がある。九州南部にも構造線が存在する?
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