妻南地域づくり協議会の出前講座を開催しました。
月 日:令和元年8月25日(日)
時 間:13:30~15:00
場 所:あいそめ館(別館)
参加者:79名(講師・スタッフ等を除く)
講 師:筌瀬明美防災士
スタッフ:防災士11名、危機管理課1名
今回の出前講座は「風水害から身を守る・命を守る準備と行動」を考える内容でした。
講師の筌瀬明美防災士からは “ 避難するタイミングが 生死の分かれ道 “ と題して講話をしていただきました。参加者は講師の示す映像や話に聞き入っていました。
昨年9月の台風24号は宮崎県内そして、西都市に甚大な被害をもたらしました。参加者の中には長期の停電や倒木・崖崩れ等で道路が寸断され大変な思いをされた方も。
講話のあとの質疑応答では災害・防災に対する高い認識の質問があり、行政・消防関係そして我々防災士等と共に地域の安心安全に努めていければと思いました。
近年では、短時間豪雨の回数が増加傾向にあり、局地的に非常に激しい雨が降ることにより中小河川の急な増水により被害が生じる事例が多く発生しています。
洪水、土砂災害、高潮、竜巻等突風などの風水害の様々な態様に対し、万全の対策が執られる必要があります。特に、避難勧告等の具体的な発令基準の整備、要配慮者・避難行動要支援者対策は、災害による人的被害を防ぐための対策として非常に重要であり早急な体制整備が必要であることを学ばせていただいた講座でした。