「調殿地区防災会」出前講座を開催しました。
報告者：筌瀬明宏防災士
日 時：平成30年11月18日(日)10:00～12:00
場 所：西都市調殿学習等供用施設(調殿公民館)
出席者：29名(講師・スタッフ等を除く)
講 師：筌瀬明宏防災士
スタッフ(防災士)：筌瀬明美・児玉和則・光井潔文・濵砂磐・山内香代子・山崎孝敏、原田隆典(西都市危機管理課)
内 容：ハイゼックス炊き出し、簡易担架や毛布を用いた搬送法、一次救命法
始めに調殿地区防災会が２ヶ年かけ購入した防災資機材についての紹介を調殿区長である光井潔文防災士が行いました。使用法の解説について筌瀬明宏防災士が行いました。
次にハイゼックス袋を用いた米の炊き出しを行いました。全体的な説明を行った後３班に分かれ、各防災士に米や水の量、注意点について指導していただきました。その後、用意した炊き出し用のかまどに鍋をかけ、袋を沸騰したお湯に入れ炊飯を行いました。
続いて毛布や竹竿、簡易担架を用いた搬送法について指導を行いました。傷病者の担架への乗せ方、救助者同士の声掛けの方法、搬送の際の様々な注意点などを解説し理解していただきながら実技を行いました。傷病者役、救助者役を交代しながら参加者全員に行っていただくことで、十分に理解を深めることができました。
最後に胸骨圧迫と人工呼吸、AEDを用いた一次救急法の指導を行いました。参加者全員に心肺蘇生用の人形に直接触れてもらい胸骨圧迫や人工呼吸を実践していただきました。また、AEDの解説や使用法について説明を行いました。
当初11:30迄を予定していた今回の出前講座は、参加者のみなさまと防災士の熱意により大変盛り上がり、12:00を過ぎてもまだまだ続きました。
