大雨、河川の出水、土砂災害の情報や避難の重要性を知る
4月27日(水)13:30から、国・県・市の防災機関、その他関係機関の参加のもとに、宮崎市主催による「危険箇所合同現地調査」が開催され、宮崎支部から甲斐 タミ防災士と原口 重徳防災士が参加した。
前日の大雨により開催を危ぶんだが、小雨模様の中で鶴島地先(反乱想定箇所の河川敷)に集合、河川の水位観測システムや警報発令時点等の説明を受けた後、3ヶ所の現地にそれぞれ車で移動。
木花地区鏡洲竹之内では、団地に近接する急斜面からの土石流防止の砂防ダムや崖地固定化の施工実施状況を、大淀地区坂谷では、住宅地裏山直近急傾斜地の表面土留施工状況と対策事業の流れ(対策要望・国、県の予算化・測量や地質調査・用地調査・施工・完成後の区域見直し等・・)を、高岡地区浦之名では、大淀川の堤防に設置された水位判定標識や河川状況をリアルタイムで把握できる監視カメラ等の説明を各機関から受けた。
砂防ダムやコンクリート表面土留め等については、1ヶ所、約数億円程度必要で、市内では約900ヶ所を超す災害危険箇所が有るとのこと(膨大な時間と予算が必要・・)。
これから大雨や河川の出水、土砂災害が多発する時期を迎えるため、情報の早期入手・避難開始の判断と避難についての重要性を改めて認識した。(報告者:原口 重徳)