1月18日「誰かに役立つ私だけの防災プラン2021]
木脇中学校第3学年「総合的な学習の時間」の中に、地域に密着した防災学習が行われているが、
今年も、9月21日の総合的な防災を学ぶから、10月14日には地域グループごとに防災士とともに課題を積み上げ、10月21日に実際フィールドワークを通して、地域の災害や課題を具体化してきた。そして、1月18日に年間の学習のまとめとして、パネルディスカッションが実施された。
パネルディスカッションでのタイトルは以下の通り
・慣れてきた危険を再確認」
・ハザードマップ for Foreigners
・避難する時の持ち物を知っておこう
・災害時の危険スポットにフラッグを掲げよう
・「避難完了テープ」大作戦
・台風時のゴミゼロ大作戦
・自転車通の6年生へ
・「Let’s安全に歩ける道を!!」
・「塚原公民館を避難所にしようプロジェクト」
9名の生徒が、それぞれこの間の学習の中で学び研究して来たことを、学生を始め、国富町役場、学校評議員、地域地区長、防災士の前で披露し、その後、学生間での質疑応答が行われ、内容に深みを添えた。
日々の登下校の際に感じていること:危険な地域を住民に周知させたい。避難所が遠い、近くに避難所を作って欲しい。妹が来年中学生に成る、通学時に危険な道がある。台風時のゴミが道路に散乱することが危険を生む。排水口に蓋がなく友人が怪我をした。地域には外国人も多くいる、ハザードマップを外国人にもわかるようにしたい。
と、言った具体的であり、人を思いやる提案が具体的出されていた。
これに、役場、地域地区長も「前向きに考えたい」との答えを引き出した。
防災を考えた時、県、市、町の対策や施策が目に行くが、同時に日々の生活の中にも問題点や改善される点がまだまだ眠っていることを改めて感じさせた時間で有った。
尚、学生からは長期に渡る防災士からの指導、援助に謝意が述べられ、学校長からは今後も継続して指導をお願いしたいとのお話が有りました。(文責:斉藤】