in防災庁舎・公立大学
研修生数155 名、応援スタッフ延51名で無事完了
コロナ禍の中、スケジュールに泣かされた「防災士養成研修(基礎コース)」が完了した。
7月に公立大学、11月に防災庁舎と公立大学それぞれ開催場所を変えながらも、多くの研修生の期待と応援スタッフに依って無事終了、次専門コースへ引き継いだ。
三回に渡って開催されたこの基礎コースは、研修生:155名、ボランティアで参加された会員:延べ51名(事務局4名含む)の防災士に成らんと意欲のある研修生の応援や、成功させるという温かい会員の志で無事終了した。
最も若い参加者は、13歳の中学1年生。丸刈りで臨む姿に、研修生もスタッフも笑顔でお迎え、大人顔負けの頑張り屋で1日を通した。また障害を持つ方も参加され、各々がスケジュールに沿って頑張った姿も感動に値した。一方で今後の運営側の課題を残し、防災士研修が新しい段階に入ったのを印象付けた。
今年は応援スタッフに、基礎コースの段階から新会員が参加をされてきていた。毎年基礎コースは年の前期に開催するため参加の案内が行き届かない新会員の参加はほとんど無いが、今年は後半に2回あり新会員の積極的参加が見られ研修での活躍が見られた(救命講習でも同じ)
今年、図上訓練DIGも新しい段階を迎えた。
図上訓練は「防災士養成研修」では必須の科目になる。昨年度のDIG研修を契機に新しくDIGの宮崎版を作ろうと声が上がり理事会で検討、スキルアップ委員会が腰を上げた。来年度にはお目見えし、各支部で新しい図上訓練を「防災士養成研修」や出前講座などで講義される日も近いと思われる。図上訓練には、内容だけで無く講師の補助者としての役割にも課題が有り、まだまだ問題も有るが、県ネットワークの力を合わせ、今後のためにより質の高いものを期待したい。
宮崎支部では、「防災士養成研修」でのスタッフの役割、スケジュール表を作り、全スタッフで動ける体制を試みた。今までの個人の経験のみに頼るのではなく、事前の準備を合理化したり、研修生にも会場づくりのお手伝いをお願いしたり、これからも参加者全員による改善と工夫の中、研修体制や運営の仕方を合理的にすすめたいと考える。
以下、11月6日、17日に実施された「防災士養成研修(基礎コース)の一コマを御覧ください。