広葉樹林の広がる綾町、地区避難訓練、町あげての防災展示開催
綾町の人口は約7,000人、高齢者が多いと思われるが、現役世代(30代〜60代)も多く活気の有る町。
① 照葉樹の豊かな森が、美味しい水を生み出す② 有機農業を推進。安心・安全な農作物が豊富③ 町民同士の繋がりが強く、助け合いの精神が育まれている。
最近では綾町への移住者も増えてきていると地元の方のお話でした。
そんな町事情の中、11月4日(月)に、綾町での「総合防災訓練」が実施された。
宮崎支部からは7名の防災士が参加(芝崎、坂元、奥田、木村、大澤、兒玉、斉藤)が参加、町役場の職員、各地域の公民館長と22地区中の5地区の防災訓練に参加、南海トラフ大地震が発生、全ての町民の避難訓練が開始された。
事前の町役場からの、各地域への案内はかなり丁寧に作られており、役場の力の入れようは素晴らしいものでした。関係団体も多く集まり、特に宮崎県内の防災関係にも力を入れていた様子でしたが、中でも消防団の組織力も強いものを感じさせました。
防災は、それぞれが5つの地区に入り防災訓練の様子を拝見したり、その後その地区での防災話をさせていただきました。
綾町は南海トラフ大地震が発生した際、他の市町村からの応援を望むことが少なく、自らの手で災害の初動時を乗り越えて行かなければなりません。役場の力の入れよう、消防団の組織力、そして地域の力合わせることによって、力の手で災害を乗り越えていく。そんな綾町の住民の方の気持ちを直接感じる今回の機会でした。(文責 斉藤)