高城まちづくり協議会主催で避難所運営ゲームを実施
高城まちづくり協議会主催の防災研修会避難所運営ゲーム(HUG)が7月7日(日曜日)に開催されました。
午前9時30分開始で、HUGは9時40分に始まり、12時まで10分間の休憩を挟み行われました。21公民館のうち19公民館約130名の参加を得て、12グループを編成して実施しました。高城地区での初めての開催と言うこともあり、30分程の時間をかけてゲームの説明や準備行いました。
高齢者の参加の多いグループでは、なかなかカードの内容が伝わらない面もありましたが、カードの読み手を務めてくれました12名のうちネットワーク会員10名と、高城総合支所の職員の方、高城高校校長先生の奮闘のお陰で所用の目的である、避難所の模擬体験は達成したと思います。
今回は、ゲーム開始時に行う受付の設定と通路の設置を、ゲーム進行中に行ったため、特に通路の設置に思った以上の時間がかかったのが予想外でしたが。
カード読み上げと配置は11時30分に強制終了しましたが、それまでに読まれたカードは約半分を若干超える程度で、残りのカードはそのままとしました。
振り返りでは、各々のグループで問題点や課題が提出され、ほかのグループへの問い合わせの余裕もない感じでした。
実際の避難所もこのような感じだろうという感想の中で、特に喧噪、焦燥、混乱を感じて、普段から避難所の地域での皆の役割について考えておく必要があるとの意見が、今回のHUGの大きな収穫かもしれません。
講師は、兒玉和裕防災士。読み手として、会員では、立山玲音、高田美佳、藤永雅人、立山夏凛、綿屋善明、樋口義彦、立山春久、坂之下輝雄、鰺坂弘明、平川和美各防災士が務めました。
終了後の何人かに聞いたところ、「大変だったが面白かった」という感想を得ました。
(文:兒玉和裕)