10月16日 研修生29名、防災士10名参加で熱気高揚
宮崎支部では、10月16日、県電ホールにて2回目の「救命講習」を開催した。
宮崎支部の防災士養成期間中の「救命講習」は6会場設定されており、平日の場合は「宮崎市応急手当研修センター」様に講義をお願いし、「応急手当普及員」の資格を持つ防災士が班での活動当たる。また土日祭日に開催される場合には、「応急手当普及員」の資格を持つ防災士が講義と班活動を担当、応急手当研修センターからは、指導状況の点検や研修生の難しい質問に対応していただくという体制で実施される。
10月16日には坂本みちよ防災士が講義を行い、9名の資格防災士が班運営に当たった。
今年度から班運営には女性だけを集めたグループを作り、実際に被災者が女性だった場合、現場では中々AEDが使用されない現状が有る。研修を通じて現場での女性の役割も伝え重視した。
一方、10代、20代が集まったグループ指導を試策し、指導を経験豊かな普及員にお願いしたところ、覚えも速く、技術レベルも高かったとの指導員の話を得た。
普通救命講習ではあれど、防災士資格取得のための「ただの研修」ではなく、研修生には、今後継続して「町中、家庭での救命講習」に興味を持って頂きたいと考える。
今ひとつ、宮崎市の「応急手当研修センター」の指導員の方々は多様な指導法をお持ちで、特に「その他の応急手当(回復体位・気道異物除去・止血法)では、白熱した演技で身を持って教える技術を持つ。今回はこの点にスポットをあてたい。これには流石に研修生も普及員である防災士もあっけにとられながら、思わず笑いの中、集中度が高まっていく。
今後も「応急手当研修センター」様とは良い関係で指導を受けられるよう継続したい。
以下は、当日の研修風景と「応急手当研修センター」様の指導状況