開催日時 | 令和6年8月19日(月)15時20分 ~16時30分 |
防災士出前区分 | 〇防災士出前講座 防災学習(学校) ※該当区分に◯印 |
講座名 | 【そのとき、わたしたちにおきること、できること】 |
開催場所 | 市町村名 宮崎市 | 会場名 宮崎情報ビジネス専門学校10号館7階 |
主催者又は申込者 | 宮崎情報ビジネス専門学校 鬼村祐紀子先生 |
実施項目 | ①⑦ ※該当番号を記入 |
対象者 | 自主防災組織 自治会 その他地域住民 民間企業 小学校 中学校 高校 〇その他( 専門学校 ) ※該当区分に◯印 |
事前調整内容 | 令和6年7月18日 ( 〇対面 ・ 電話 ) (調整内容) ●主催は日本語科。対象は40名。 ●災害対策講座は学校でも初めてである。 ●地震のない地域からも来日しており、震度3でも相当ナーバスになる生徒もいる。 ●日本語の程度は小学3~4年生程度。英語が話せない生徒もおり、共通できるのは日本語のみ。 ●学校周辺に生徒は全員居住しており、学校か自宅若しくはアルバイトという生活が殆ど。 ●19歳から30歳まで在籍しているが、平均は20歳程度。 ●予備知識を持たない、ましてや日本語でも正しく伝えられるか不明なので映像などビジュアルを駆使して地震災害及び被害のイメージを伝え、何をすべきかについて浸透させる。 ●写真、映像、防災グッズを用いてイメージを持たせる方向で重要なポイントだけメッセージとすることに絞る。 ●余談だが、近隣の避難所で外国人の受入れ体制が整っているとは ●言い難く、現実的には生徒たちは学校を避難所として目指してくるのでは?との問いかけに対し、学校では水の備蓄のみで他の対処をしていないとの事であったので、今後、受け入れできる体制の検討も必要である旨話をした。 (実施項目) ①⑦ ※該当番号を記入 |
講座の内容 | 15時より準備しましたが、午後の授業も終わっており、生徒の集まりも早かったことから、予定より早めにスタートしました。 ●以下の順番で構成したレジュメを配布し、その流れにのって話す。 1.起きる可能性のある災害(地震 と水害) 2.出会う可能性のある被害(停電と断水) 3.必要な備えについて(身の安全の確保) 4.正しい情報を得るようにSNSとアプリの使用について ・地震について熊本地震、能登地震の写真を使用。 ●防災NHKの動画を使用して、地震とは?津波とは?の解説 ・人吉水害の写真を用いて、水の力の恐ろしさについて言及。 ●レジュメに戻り最も重要なこととして身の安全の確保であることを伝える。 ●地震の時は「頭を守る」揺れてる間は「動かない」落ち着いてから「情報を確認する」避難するのは「広い場所」でも津波警報がなったら「高いところ」。 ●大雨の時は、前もって予報が出ているので、「正しい情報」を得て早めの行動。避難は「高い場所」 ●SNSはフェイクが流れるので要注意。同言語エリアの人たちとコミュニティを作っているはずなのでLINEグループで共に行動できるように。 ●多言語変換されるアプリを紹介してそれぞれの言語で防災について情報を得られるよう案内。 ●アプリに関してはその場でインストールするのは避け、主なサイトを紹介して導入の仕方について資料を先生にお渡しして後に配布して頂く流れにしました。 ●通訳不在の代わりに、担当である鬼村先生が揃って壇上に立たれ、私の発言を咀嚼した表現で伝えて頂いたことで、こちらとしても発信のペースや声のトーン、ゼスチャーを交えた表現など交えていく事になり、担当者と息を合わせれたことでより、生徒さん達にはメッセージをお伝え出来たのではないかと思っています。 ★※最後に質疑の中で、後ろから見ておられた先生から具体的な避難所対応や避難の仕方についてやや突っ込んだ質問を受けたのですが、恐らくその先生からは、物足りなく思われたのかもしれません。ただ、本格的に非難するならば生徒の立場で言えば学校の校舎のはずであり、事前打合せで学校に受け入れ態勢が整っていないことを把握していたので、本気で返すと学校の姿勢に物申すように受け取られかねない判断でちょっと濁しました。 ★※余談ですが、翌20日にも北警察署主催で防災講座が行われており、今回よりも多い人数での参加であったこと。当日見かけた生徒も映っていたことで、立ち位置として少々複雑な心境ではあります。 |
対象者(参加者数) | 40名 |
講師名 | 木村 英之防災士 講義時間 15時20分~16時30分 |
講師補助者名 | 講師補助者:大澤 裕貴子防災士 |