都城市総合防災訓練において避難所運営ゲーム(HUG)を実施しました
日時:令和7年11月30日(日)9:30~11:45
会場:都城市立東小学校 理科室
毎年開催される都城市主催の『都城市総合防災訓練』は、都城市内の地区公民館単位で持ち回りで開催されており、今年は妻ヶ丘地区での開催となりました。
地区を中心とした情報伝達訓練をはじめ、防災機関等によるグループ体験、炊き出し、パネル展示等、地区住民の参加による規模の大きい訓練です。
防災士ネットワーク都城支部は、訓練課目の一つとして『避難所運営ゲーム』を担当しました。
ネットワーク会員(講師含む)4名、非会員4名の計8名の防災士が参加。当初42名(内妻ヶ丘中学校1年生12名)、7名の6班編成で行う予定のところ、5班での開催になりました。
非会員の4名の方々は、妻ヶ丘地区の防災士資格を持っていらっしゃる方々で、初めてのHUG体験となることからHUGの目的、ゲームの流れ等を事前に勉強会をさせていただきました。
また、会員の防災士の方々にも、当日使用するパワーポイントを見ていただき、講師の意図するところ、重要視しているところを理解していただき、詳細なアドバイス等は控えていただくことをお願いして本番に臨んでいただきました。
今回は、グループ内での意思決定に重きをおき、更にグループでの振り返りの際、活発な意見交換ができるよう時間配分も含め、配慮しました。
中でも、妊婦さんや子ども連れの方々への意見もあり、女性の立場に立った配慮が浸透してきたと感じました。
この体験を通して、学校や地域等の連携が改めて必要であるとの意見もあり、地区の防災士の活動や地域防災力の向上がより必要になると、参加された皆さんも感じ取られたようでした。
中学生も悩みながらも一生懸命考えている様子も伺えて、地区の公民館長をはじめ、地区の皆さんとの交流の機会にもなったようでした。
今回、防災士の皆さんの臨機応変な対応でグループワークも円滑に進めることができ、これをきっかけに地域防災の意識向上につながることを期待しつつ、説明内容等をブラッシュアップし次回に繋げたいと思います。(文:高田美佳)





コメント