速報 南阿蘇&球磨川 災害遺構ツワー

熊本地震、球磨川7月豪雨 復興の中に未だ残る災害の爪痕を訪ねて

2016年 今から7年前の平成28年4月14日21時26分から2回に渡った震度6強の地震、震度6弱の地震
2020年 7月3日〜4日に渡り大雨注意→警報→災害警戒情報→洪水警報 「球磨川豪雨災害」
この7年間の間に後世に残るほどの甚大な災害を受けた、熊本県!私達8名は、現地に立ち、遺構を訪ねる旅を令和5年10月14〜15日にかけ実行

現地はまだまだ復興途中、災害現場に着く度に、自然災害の脅威、恐ろしさから逃げることの出来ないことを改めて心に刻んだ。
この間、時間を惜しみながら災害発生時から現地支援に携わってきた田代防災士(支部:スキルアップ委員長)の案内で、一般の人が入れない現場へも訪れることが出来た。
 山が崩れ、地は割れ、橋は落ち、人家の4m近くまで増水した球磨川は、のどかな生活を送っていた人々の生きる術さえも奪っていった。街中の災害は目にすることは有ったが、山間部の村や部落の災害の悲惨さは言葉では表すことが出来ない。

お二人の伝導者の方にお話を伺った
 お一人目 球磨村神照寺住職 短パンに真っ赤なTシャツを着て、淡々と災害の有様を語り、自然災害の恐ろしさ、それから立ち上っていく人間の強さを語る。防災士は、災害を語り繋いで行くことの大切さ、一人の人間さえも助けることへの難しさを語る。日々の生活の中で人とのつながりの大切さを訴えた。また、復興は政治や行政ともからむ、人の命の上に立った復興なのだろうかとも問う
 お二人目 人吉市高野山住職 時間刻みに進んでいく災害の恐怖。自分の家族と過ごした恐怖の時間を実感込めてお話くださった。笑顔の良さが印象的だが、話の途上に目頭を熱くされ、当時を思い出しながらのお話は、聞くものにもその思いは伝わったと思える。

いつか、皆さんにも機会を見てお話(報告)をしたいと思います。
防災士の皆さん 是非現場に立って自分の肌で、目で災害の現場に触れて見ましょう、きっと・・防災士を志した「あの日」を思い出すことができると思います。
画像もいっぱい撮ってきました、機会が有りましたならご紹介させて頂きます。速報ですが、駆け足で私達のツアーの1ページをご覧ください。 
参加防災士(宮崎支部):田中みどり、井戸川紀代子、田代智和、坂元健児、甲斐タミ、岡本美登里、大澤裕貴子、斉藤修一(文責)

ロビン


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