・日 時:8月26日(土)13:00 ~ 16:00
・場 所:西都市コミュニティセンター 3階 研修室
・参加人数:27名
・講 師:筌瀬 明美 防災士
西都支部では3年ぶりのHUG(避難所運営ゲーム)研修でした。
協力して会場準備を行い、研修前には2011年3月11日に発生した東日本大震災の映像を見て、その凄惨な被災状況を再確認しました。
研修では一班5人前後の5班に分かれ、テーブルに貼られた避難所敷地図や体育館見取り図をもとに、やってきた避難者や発生したトラブルの内容が書かれたカードを読み上げ、その対処をおこなっていきます。
ペットを連れてくる人や怪我をしている人、外国人家族など、訪れる避難者は多様で、トラブルでは避難所のトイレの水が流れなくなったり、倒壊家屋の人命救助に手助けを頼まれたりと実際に起こりうる事態が書かれており、60枚分のカードを対処し終える頃には、皆さん疲れた様子でした。
HUG終了後は、各班から気づいたことや反省点について発表し合いました。避難所内での避難者のエリア分けや避難所運営側の役割分担など、実際に避難所を運営する上での課題が見えてきました。
今後の災害対策において、非常に有意義な経験でした。研修後の懇親会でも白熱した議論を交わしており、心強い仲間たちと楽しく防災意識を高めることができたと感じました。
皆さん長時間の研修お疲れ様でした。