藤本内科・外科クリニック「風水害に関する防災行動計画計画の重要性について」
開催 日時 | 令和5年9月5日(火) 13時00分~14時00分 |
開催 場所 | 藤木病院 |
主催者 | 藤木病院 理事長 藤木 啓 |
講座名 | 防災訓練(風水害編) |
講座 内容 | 1.この地域で発生する自然災害について 2.この地域での過去の災害について 3.災害発生による対応の違い 4.現状認識 5.タイムライン(防災行動計画)について 6.医療機関のBCPについて |
参加数 | 自治会員 38名 |
講師名 | 伊藤照夫防災士 講義時間(13:00~14:00) 事前打合わせ 2回 |
補助 聴講者 | 補助講師 末永美佐子防災士 聴講:日高賢二防災士、斉藤修一防災士 |
講師 感想 | 医療機関の出前講座で、当初風水害と地震災害の両方を一緒にとのお願いだったが、 別々に行うことにした。 この病院は平成17年台風14号で被災した地域でもあり、地域の危険性と、 風水害における対応についてタイムライン作成をベースにお話をさせて頂いた。 BCPについてもさわりだけお話をしたが、中規模の病院では負担が大きくて作成に悩ん でおられた。 |
参加者感想
K.H.
講義依頼が伊藤さんの地元ということで、水害のリスクを自身の被災体験も含めた詳細な地域画像、ハザードマップ等を使っての力の入った説明でした。
また、医療機関という点からのタイムラインの説明もあり、依頼者様にとって今後の防災計画作成に満足のいく講義だったように感じました。
M.S.
今日の出前講座を聴講させて頂き、ありがとうございました。
出前講座の目標は、その地域の方々をどう防災・減災の実践に導いていけるかということではないかと思うようになりました。
講座の内容が精選され、より身近な事柄で構成されていましたので、参加された皆さんが災害についての具体的なイメージを持ち、理解を深めることができたと思います。
その上で、自ら情報を収集し、現状を判断するための方法を知り、防災・減災の実践のための「医療機関のBCP策定へ」導くことができたのではないかと思います。
「この地域から犠牲者を出さない」と言う愛情にも似た思いにも触れた気がしました💐
S.S.
伊藤防災士が日常によく話される内容に「特に出前講座の内容は、参加された皆さんに”今日の講座の内容を、1つでも2つでもお持ち帰ってもらうこと”、講師にも皆さんに伝えたい事はいっぱい有るだろうが、そこを調整し、次回にもう一度出前講座を開いてもらえ、内容を深めていく余韻を残して置くこと」と言われます。
事実と問題点をはっきりさせながら、参加者と同じ目線を保ちながらも参加者に問題意識持たせる、このテクニック(話し方や講座の展開)は、学ぶことが多かった講座でした。
自分の作った資料を徹底的に見直し、減量させ、訴える内容を「明確」にすること、これも講師で有ることの前提条件で有るのかも知れません🐰